ES対策①学生時代頑張ったこと
大分、期間を空けてしまいました。
本日からはES対策シリーズを記していきたいと思います!
まず、
『学生時代頑張ったことは?』
というメジャーな項目について解説していきます。
実は、ブログ主が就活中最も表現に困った項目の一つでもあります。
僕「学生時代頑張ったこと・・・うん、いくつもあるなぁ・・・笑」
一つに絞り込めなかったのです。
たとえばですが、学生団体一筋で熱心に活動してたり、部活動をしていたり、サークルに命を懸けていたりすれば、その話をすればいいだけの話です。
しかし、多くの学生は、どちらかというと2つ以上の活動に手を出していたり、むしろめっちゃ頑張ったと言える活動なんかなくて、むしろ遊び呆けてたと考える人が多いかと。
僕も、どちらかというと広く浅ーく活動していて、特定の活動を伝えることが非常に難しかったです。
さて、どうすればいいのだろうか・・・
僕は、単刀直入にいうと、最初は誤った認識をしてしまいました。
面接官が好むエピソードって何だろう。
って考えた結果、NPOとか学生団体とか、起業とか・・・凄そうなエピソードを話せば食いついてくれるんじゃないかな!
と考え、僕はそういった活動に一応手をてけていたため、そのエピソードを就活初期は使いました。
ダイジェスト版で言うと、大体8月前半まで、このエピソードを利用して「学生時代頑張ったこと」をアピール。
しかし、全く手ごたえを感じませんでした。
後から考えれば、以下の要因で面接官にアピール出来なかったと思います。
・深堀り出来ないような興味を持てない内容
・事実描写に過ぎず、何を工夫したか分かりにくい
・結果がとにかく弱い
・話の世界に入りにくい
・チームで何かをしたという経験が弱い
・・まあ、とりあえずこの5点かな。
こんなこと言っても伝わんないと思うので、今言った僕の「学生時代頑張ったこと」を半分くらいいじった形で例文を挙げて、解説します(そのまま載せるのは流石に恥ずかしい笑)
(例)私が学生時代頑張ったことは、学生団体で副責任者として活動をしたことです。その学生団体は、勉強支援活動を主とした団体で、私は教育学部に所属していることもあり、この団体で学校教育の活性化に貢献しようと考えたため、活動に参加しました。活動の中で、私は2つの工夫をしました。まず、団体内での経験数の差を埋めようとしたことです。団体のメンバーの中には、経験年数が多い方もいれば、何をしていいのか分からない方もいました。私は、その何をしていいのか分からない経験の浅い層の方々を徹底的にフォローするイベントを多く主催しました。次に、生徒に対してのフォローの工夫です。高校生の目線に立って考えると、勉強というものに対し抵抗感を持っていると考えられます。そこで私は勉強の前のアイスブレイクとして様々なゲームを企画し、生徒との距離を狭める時間を作ることに重視しました。このような工夫の結果、勉強を支援した直後に取ったアンケート結果で、満足度10%の向上を得ることができました。この経験から、私は相手の視点に立って物事を考えることの重要性を身を持って実感することが出来ました。(477字)
以上。
うん、とりあえず僕はフォーマットとして
①何を頑張ったのか(時には結果を先に言う)
②どんな活動なのか
③どんな工夫をしたのか
④結果はどうだったか
⑤この経験から何を学んだのか
というフォーマットで今書きました。
(具体的には①結論→②動機→③工夫→④結果→⑤学んだこと で書くのが分かりやすいです)
フォーマットは、問題ないかと思われます。
ちなみに、上の文は今テキトーに打った架空の物語なのでちょっと分かりませんが、実際にこれに近い私の学生時代頑張ったことエピソードは、ESはほぼ全通でした(これよりちゃんと書いたからだと思うけど。)
ただ、面接はほとんどアウトでした。
なんで?
ESと面接って何が違うの??
と言うと、
ES→字数以内に論理的に分かりやすく書く
面接→ESで書いたエピソード内容を掘り下げる
という違いです。
つまり、ぼくは限られた字数でのアピールはできたにも関わらず、深堀りされると死に陥るという感じに。笑
では、解説していきます。
”私が学生時代頑張ったことは、学生団体で副責任者として活動をしたことです。”
まず、最初の一文は特に問題ないかと。
「責任者」とか「副責任者」とかそういう役割をまず第一に言うことで印象づけます。
別に、責任者とかリーダーじゃなくても何でもいいかと。
役割ないなら、作ればいいだけの話。
企画係とか、一杯あるよ?笑
”その学生団体は、勉強支援活動を主とした団体で、私は教育学部に所属していることもあり、この団体で学校教育の活性化に貢献しようと考えたため、活動に参加しました。”
「へぇー」
そんだけ。
意識高ぶっちゃってる気にしかならない。
もっと噛み砕いていいと思う。
また、何で教育学部だからって学校教育の活性化なんだろうか。
理由が幼稚すぎる。
活動に参加した動機に関しては、実体験からつながるものが絶対に良い。
”活動の中で、私は2つの工夫をしました。”
ほうほう。
実際、もうこの時点で結果を言っちゃったほうが良い。
話が段々つまらなくて飽きてしまう。
”まず、団体内での経験数の差を埋めようとしたことです。団体のメンバーの中には、経験年数が多い方もいれば、何をしていいのか分からない方もいました。私は、その何をしていいのか分からない経験の浅い層の方々を徹底的にフォローするイベントを多く主催しました。”
うーん、なんか突っ込むとこないなぁ・・・
おそらくこのへんから話が頭に入ってこなくなる。
”次に、生徒に対してのフォローの工夫です。高校生の目線に立って考えると、勉強というものに対し抵抗感を持っていると考えられます。そこで私は勉強の前のアイスブレイクとして様々なゲームを企画し、生徒との距離を狭める時間を作ることに重視しました。”
つっこむとしたら、どんなアイスブレイクしたの?くらい。
狭めたことで、何がどうだったのだろうか。
”このような工夫の結果、勉強を支援した直後に取ったアンケート結果で、満足度10%の向上を得ることができました。”
元の満足度は何%で、規模はどれくらいなのか。
10人中の10%の向上だったら、1人増えただけだぜ?笑
”この経験から、私は相手の視点に立って物事を考えることの重要性を身を持って実感することが出来ました。”
お疲れ様です。
以上。
何が言いたいのかというと、
面接官も一人の人間です。
興味が出ない話題とか、難しい話題とかにはあまり頭が入ってきません。
また、何人ものES見ているので、印象に残りやすいエピソードほど、頭に残ります。
そして、何より突っ込みたくなるようなESを書くべきです。
それは、字が汚いとか論理性がないとか、そういうのじゃなくて。
たとえばですが、
A「昨日、嵐のメンバーとご飯食べにいったんだよね!」
B「昨日、日本の少子化問題についてあれこれ語ってきたんだよね!!」
あなたならどっちの話を聞きますか?
僕は、無論Aです。
例えが極論すぎるかもしれませんが、
え!気になる!
こんなエピソードを書くことが重要だと思います。
え!気になる!面接呼んでみよう!
→面接では「なんで?」「なんで?」の繰り返し
ので、決めたエピソードに対し、「なんで?」を永遠に深める。
これで完璧です。
なので、エピソード選びとしては
すっごい活動に参加した経験よりかは、
変な活動とかバイトとかでもいいから、自分の言葉で話せるエピソードを面白く話したほうがいいと思います。
・・・その前に、
客観性
×
独自性
ですけどね。笑
つづく
▼追記
17卒以降の方、ESの添削を受け付けています。
辛口で返します。
@jaaaaagn_specia のDMに送ってください。
もちろん完全無料。
でも、返信遅くなる可能性だけは考慮してください。
以上